結露

結露対策や防止について書いています。

結露のカビ退去時にどうなる?

 

結露によるカビが発生した場合、退去時の費用負担がどうなるのか調べてみました。

 

基本的には借主側に費用を負担する義務はありません。

 

 

でも、高額な費用負担を請求される事例はかなり多いです。

 

 

この理由は、冷蔵庫や棚の後ろなどいざ引っ越しの際に見つかるカビが多く、その時に初めて管理会社や大家に報告するためです。

 

大家さんたちからすると、「今までこのカビを放っておいたのか」となりますし、管理会社は基本的には家主さんの味方なので、同じようなことを言ってきます。

 

 

善管注意義務という言葉がありますが、これは借主である私たちが借りている家をちゃんと管理して住む義務があるという意味です。

 

つまり、結露などが酷くカビが生えてきたりした場合は、それに対して何かしらの対策が住んでいる私たちに求められるということです。

 

 

ですが、先ほどのケースだとすると、もしも目に見えている部分でそのようなカビがあれば換気をするなど何かしらの対策をすると思います。

 

たまたま目に見えない部分で、引っ越しの当日まで気が付かなかったにすぎません。

 

また一階に住んでいるなどの場合は日当たりも風の流れも悪く、カビのリスクはつきものです。

 

こういった中で精いっぱい換気などのカビ対策をしていたのであれば、それは善管注意義務違反にはなりません。

 

よって高額な請求をされても拒否していただき、あまりにも悪質な場合は役所に相談にいくようにしてください。

 

 

 

一番いい方法としては、結露によるカビに気が付いたときに大家や管理会社に報告をして、見に来てもらうといいですね。

 

 

自分は借りた部屋をちゃんと管理して大切に使っていますとい意思表示が普段からあると、いざというときに善管注意義務を指摘されることはありません。