結露

結露対策や防止について書いています。

結露によるカビの賃貸負担は?

 

結露によるカビの賃貸負担について調べてみました。

 

結論から言いますと、よほどのことがない限りは借主が支払いの負担はありません。

 

「Owner's Agent」さんのサイトに弁護士の見解が載っているのですが、先日もこのブログで紹介した「善管注意義務」はこのような議論にはよく出てきますが、よほど一般常識をはずれた対応をしない限りは借主に責任が問われることはないとのことです。

 

 

ですが、国土交通省の原状回復をめぐるトラブルとガイドライン(再改訂版)によると、以下のような文言があります。

 

「結露は建物の構造上の問題 であることが多いが、賃借人が結露が発生しているにもかかわらず、かつ、拭き取るなどの手入れを怠り、壁等を腐食させた場合には、通常の使用による損 耗を超えることが多いと考えられる。」 

 

これを読むと、やはり最低限部屋を貸してもらっているという意識を持って、かびが生えたのであればちゃんとふき取る、そして管理会社や大家さんに一方を入れる程度をしておいた方が、後程問題にはなりませんね。

 

冬場の加湿のし過ぎなどはカビの原因になりえるので、加湿は適度にするのは仕方がないことですが、きちんと定期的に換気をするなど、お部屋を大切に使う意識が重要ですね。