結露と雨漏りの見分け方
結露と雨漏りの見分け方にはどのようなものがあるのでしょうか。
結露と雨漏りはどちらも住宅が最も苦手で害が大きい水に関係していますが、まったく違う原因で発生するので対策も変わります。
まずはどちらなのかを見極めることが大事なんですね。
①明らかに一部分だけ濡れている
明らかに天井や壁など一部分が濡れている場合は雨漏りになります。
結露の場合はそこまで大胆に湿ることはないので、触ってぴしゃっとお水の感覚があればそれは雨漏りです。
②水滴が天井から落ちてくる
天井から水滴が落ちてきている場合も雨漏りになります。
結露で水滴が継続的に落ちてくるほど水分が溜まることは稀です。
そのため天井から水滴が継続的に落ちてくるときは雨漏りを疑って下さい。
③壁紙クロスや天井材が黒ずんでいる
壁紙のクロスや天井が黒ずんでいる場合、黒カビが発生しています。
結露の場合は内部結露と言って壁の内部が結露によって黒カビが発生し、それがクロスや天井にうっすらと出てくることがあります。
このケースは結露になりますね。
カーテンの結露が酷い場合は以下ご参照ください↓
ですが、本当に雨漏りなのか、結露なのかを見極めるには雨漏り業者に散水調査や赤外線調査をしてもらわないと100%みきわめるのは難しいです。
これらの調査には10~20万円程度かかってしまいますが、雨漏りを放置して後から甚大な被害が判明するよりはましです。
明らかに継続的に水滴が垂れてくるなど雨漏りが怪しい場合は業者に調査を依頼してください。