結露 夏
結露は冬に起こると思われがちですが、夏型結露というものがあります。
その夏型結露のメカニズムとしては、湿度が高く、気温が低い時に発生します。
ちょうどイメージできるのは居酒屋さんのビールの入ったグラスです。
夏場の空気にはス位樹夫紀がたくさん含まれており、グラスはキンキンに冷たいです。
そのためグラスの外側に空気中の水蒸気が付いて結露を起こします。
これと同じ状況が起こるのが夏場のクーラーの効いた部屋です。
クーラーの効いた部屋はキンキンに冷えているビールのグラスと同じで、部屋の壁にたくさんの水蒸気が付いています。
この水蒸気がカビや木材を腐らせる菌を発生させます。
壁の中なので、人には気が付かれないでいつの間にか発生しているのが夏型結露です。
対策としては、クーラーのかかっている部屋の温度を他の部屋の温度と大きく変えないことが一番有効な手段です。
極端な差があると結露が発生してしまうので、キンキンに冷やすのではなく、いつもよりも少しだけ抑えめにクーラーの温度設定をします。
この方法である程度は結露を防げますが、完全ではありません。
定期的に構造材の検査をしてもらうなど、夏型結露による建物の腐食をチェックするようにしたいですね。
結露防止シート
結露対策としては、他にも結露防止シートなるものがあります。
特に有名なのはニトムズさんの「窓ガラス 断熱シート フォーム」ですね。
手に取ってみると分かるのですが、大き目(2センチぐらい?)のプチプチが一面にあるシートで、これを貼っておくと窓の結露が発生しません。
実際にやってみると、確かに結露は発生しませんでしたが、何度か窓を開閉していると剥がれてくるので、そのたびに霧吹きで張り直さなくてはなりませんでした。
でも結露防止の効果はしっかりとあって、本当に貼ってある窓と貼っていない窓では大違いなんです。
ただ、アマゾンの口コミにあったみたいに暖房効果があるかというと・・・微妙です。
私は体感的にほとんど違いを感じませんでした。
確かに部屋全体が温まりやすいかな?とは感じましたが、暖房の設定温度も相変わらず変わっていないし、そんなに期待をしないほうが良いですね。
ニトムズ 窓ガラス断熱シートフォーム徳用2P 90cm×180cm E1600
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結露防止
結露防止にヒーターも便利です。
結露防止ヒーターなる電化製品が実は家電屋さんにはあります。
この結露防止ヒーター私はなかなか好きなのですが、実はメリットとデメリットがあります。
〇メリット
設置した窓の結露は高い確率で防ぐことができます。ヒーターが窓全体を温めて水滴が付かないように根本からしてしまうので、窓はサラサラと乾いた状態にまでなります。
また、このヒーターによって外気の寒さが室内に来なくなるので、部屋の中が温まりやすくなるのもメリットの一つになります。
〇デメリット
窓一つに対して1~3万円程度かかります。全部の窓はちょっと一般家庭ではカバーしきれないかなぁって個人的に思います。
また、カーテンへの引火に気をつけなくてはなりません。
必ずセンサー付きのものを買って、ヒーターの熱でカーテンが引火しないように注意しましょう。
ちなみにおすすめなのは「窓際ヒーター ウインドーラジエーター」という結露防止ヒーターで、120~190㎝まで長さが分かるのでいろんな窓に対応できます。
またセンサーもついているのでカーテンへの引火も心配ありませんね。
窓際ヒーター ウインドーラジエーター ワイド90cmタイプ(省エネ 電気ヒーター 電気ストーブ 暖房器具 窓 窓下 ヒーター W R-900 窓 結露防止 ヒーター ウィンドウ ウィンドー 暖房器具 赤ちゃん)【送料無料 ポイント10倍】
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結露防止テープ
結露防止対策として、テープはとてもおすすめです!
私は毎年使っているのは「ニトムズ 強力結露吸水テープ」で、窓のサッシの部分に貼っておくと結露で垂れてきた水を見事に吸収してくれます。
しかも1mあたり100CC以上の吸水性があり、貼ってから半年ももつ作りになっているので一枚貼るだけで冬はやり過ごせます。
先日「結露防止対策 - 結露」で紹介した結露防止液+ニトムズ 強力結露吸水テープが最強の組み合わせだなって思います。
もしも窓ガラス事態も結露を防ぎたい!という方は、上記リンク先で紹介している結露防止液か、もしくは結露防止シートといってテープよりも面積の広いシートが売っていますが、これを貼っておくと結露防止になります。
おすすめはアサヒペンの「結露の吸水シート」などですので、アマゾン等でのぞいてみてください。
以下はこの給水シートを説明した動画になりますのでご覧くださいね(^^)
結露防止スプレー
市販の結露防止スプレーですが、効果はどの程度あるのでしょうか。
私はフマキラーの結露防止スプレーを試したことがあるのですが、はっきり言って本格的な結露には効果はほとんどありませんでした。
ある程度そこまで多くない湿度の部屋の場合は効果があり、それなりに防いでくれたのですが、加湿器などを部屋に置いてしまうともう防ぎきれず、まるで何も吹きかけていないような窓とサッシでしたね・・・
ただ、湿度がそこまでひどくなければ、水の床垂れは防いでくれる効果はある程度ありました。朝起きても窓の乾拭きをしないでよくなったのは楽かもしれません。ただあくまでそこまで湿度が高くない時だけでそこの判断がつきにくいです。
吹き付ける時も慣れていないと漏れがあり、ある部分は水が垂れてしまっていてちょっと難しかったですね。
私はこれよりもやっぱり昨日「結露防止対策 - 結露」で紹介した自作の結露防止液のほうがおすすめですね。
結露防止対策
どこの家庭にでもあるアレを使った結露防止対策で有効な方法があります。
それは台所にある食器用洗剤です。
方法はとても簡単で以下の4ステップになります。
①お水をバケツに1リットル用意する
②そこに洗剤を50ミリリットル入れる
③ぞうきんを持ってきて洗剤液の中でジャブジャブ泡立てながら浸す。
④そのぞうきんで窓を拭いてみる。この時結露をするサッシの部分も忘れないように。
この方法は「女性の美学」さんの方法になりますが、私も試してみたところ本当に結露が防げます!
一週間ほどは持つので、週一回ぐらいのペースで窓を拭いていました。
仕組みはとても簡単で、窓に水滴が付くのを洗剤の中の成分がはじいてくれているそうですね。
同時に部屋の換気、エアコンの除湿なども組み合わせていくとより効果があります。
ちなみにタンスの中にいれておく除湿剤では冬場の結露は防ぎきれないのでご注意ください。
結露 原因
夏型結露。
夏場にも結露が起こっているって知っていましたか?
結露というと冬場に起こるイメージがありますが、実は夏場にもこの結露は発生しており、しかも冬場と違って目に見えないところで結露が発生するので気が付きにくいという特徴があります。
発生するメカニズムとしては、夜の間に家の基礎が冷えそこに湿度の高い空気が触れることで結露が発生しているんです。
特に建ててまだ間もない家は使用されている木材が湿っており、その水分が空気中に染み出て、結露になることが多いです。
つまりこういういわゆる「夏型結露」が目に見えない、基礎の部分で起こっており、カビなどが発生しないと気が付けない場合が多いという恐ろしいものです。
ではどのように対策を取ればいいのでしょうか。
ポイントはとにかく「空気の流れを作る」ということになります。
湿気が溜まらないように空気に流れを家の中全体で作ることで湿気やカビの発生を防ぐことができるんです。
一日に15分程度は相面している窓を開けて空気を流してください。
特に湿気の多い風呂場や洗面台、キッチンの換気は必須です。
一日15分でいいので、ドアや窓はもちろん、タンスや下駄箱、食器棚などすべてを開けて、空気を流してみてください。
これだけでも大分夏型結露は防ぐことができますね。